私は無類の「ちくわ」好きである。
練り製品なら何でもイケイケだが、ちくわが特に好きだ。
だから、すり身に関してはムダに知識がある。
例えば「すり身の原料は?」と問われればいくらでも答えられる。
助惣鱈駁太刀魚鰯鯛赤魚鰊…
私が好きなのは鯛ちくわ。
何でも聞いて欲しい。
そんな私が最近発見してしまった商品がこれ。
なんと、パンの中にちくわを入れちゃった「ちくわパン」

¥128で売られているのを見た時、買うことにためらいはなかった。
ただ、
「私はこれを、食べるんだろうか?」
いくら「ちくわ」好きでも、パンに包まれたちくわ…
ちくわの中にはクリームチーズが入ってるという…
不味いわけがない! とは思ったが、パッケージのデザインが腹の底からそそらない。
買って家に帰ってまず、撮影。その後こいつを見つめながら再び思った。「私はこれを、食べるのか?」
仕方がないのでビールのつまみと思って、食べてみた。
不味いわけがない。
ちくわの筒にクリームチーズがぎっしり入って、パン生地部分の体積は非常に少ない。クリームチーズの味がこんなに主張しているのだもの。
不味いわけがない。
問題の「ちくわ」部分といえば、
…なんだろ… 昔食べた記憶がある、賞味期限切れのちくわの味そのものだった。
固い、味気ない。
やっぱりパンにちくわという試みは、無理があるんじゃないだろうか。
でももう一回食べてみようと思う。
このパンを生み出したフジパンに対する気遣いだと分かっていても。