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ティッシュ インザ ピープル
ティッシュ インザ ワールド 犬がアローンアローンと啼いているから お前なんかこうしてこうしてこうだとか 私は云いながら室内洗濯機置き場に蹲る 「 先生 この女はすごい拒絶反応を示してます 水を垂らすと膨張します 空気を入れると赤くなります 別の女を入れてみましたが 死んだフリを始めました 」 (サビ) ああ 背中が痒いの 膝が冷たいの 春の不意打ちキックで ぐったりさせて ![]() |
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その日の夜も眠れなかったので、病室を出てロビーの喫煙所に向かった。
(あ また、いる。 谷村さん) 私が近づいてきたことに気付いた様子だ。お互い軽く会釈を交わす。 「今日も眠れないんですか?」 「はい…」 ソファに横臥したまま、朦朧とした表情をしている。 極度の不眠症で毎晩ロビーにいるらしい…というのは、他の患者さんから聞いた話。 谷村さんとは会話をしたことが一度もなかった。私が知っている彼のことは、食事を終えるのが早いということ、共有の冷蔵庫には「谷村」とマジックで書かれたダイエットペプシが常に10本以上ストックされているということだけ。 彼が人と話をしているところはあまり見かけないが、時々 「ちょっと手首貸してくれませんか」 と誰かに話しかけているのを見る。左手で相手の手首を指で押さえ、右手でその左手首を指で押さえている。そしてしばらく、じっとしているのだ。 それはどう見ても、自分と相手の脈を測っている仕草だった。 次は私の番か? などと思っていたが、彼が「手首をお願い」できる相手はごく限られた患者さんだけのようだった。 AM4:00 誰もいない真っ暗なロビーの一角。沈黙が流れたまま、私は居心地が悪そうに紫煙をくゆらせていた。少し離れたところにあるナースステーションから、唯一の光が漏れていた。壁の向こうからは時折、吐瀉物をぶちまけているかのような下水の音が聞こえてくる。 耐えきれず、ついに私から沈黙を破った。 「もう出たいな…病院。退屈だし」 「任意入院でしょ? 好きな時に退院できるからいいね。僕は保護(入院)だから、あと何ヶ月かかるか分からない」 思いの外、素直に返答してくれた。少しほっとして、他愛のない話を続けた。谷村さんの居る空気は、目に見えそうなほどゆっくりと流れていた。自然と会話のペースも落ちていく。それが妙に楽だった。彼との空間に耐性がついてきた頃、気になっていたアノことを聞いてみようと試みた。 「脈を、 よく測ってますよね?」 谷村さんは視線を自分の手首に移し、「うん」と頷いた。 「血糖値フェチなんです」 (は?…) 彼の説明は “血糖値とは” というところから始まった。「血糖値を一定の数字に保っていたい」という執着心から、糖分を摂取したくないとの理由で、飲み物はダイエットペプシだけ、食事をスピーディーに済ませるのだと言う。そのために自分と他人の脈の速さの違いを知りたいのだと。それが全て矛盾のない行為なのかどうか、私には分からなかった。 何度となく同じ説明を繰り返してきたかのような滑らかな口振りは、さっきまでの脱力に満ちた人とは別人みたいだった。 強迫観念にはいろいろあるんだな…と思いながら、私は言った。 「私の場合、うんこです」 彼は 「?」 という表情で私に注目した。 「食べた直後に食べた分と同量のうんこが出ないと気が済まないんです。+−ゼロにしたい。便秘薬と座剤を無理言って処方してもらってます。うんこが出ないくらいなら食べない方がいい。食べたものが食道を下りて真っ直ぐ胃に、腸に流れて10分後にはうんこと化す…そんなイメージが理想なのです。1日の便の回数は内緒ですが12回を超えますね」 こだわりを持つ者同士、すっかり気まずい雰囲気は無くなっていると実感した。 ところが彼は表情を変えぬまま 「変わってますね」 と、言った。 (…お前に言われたくねえよ!) 結局、最後まで、彼は私に「手首をお願い」することはなかった。 随分昔のお話。 |
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なんかムシャクシャした時にみた
スパムメールに返信してみた。 >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> kayumi 100万でどうですか? 371833 まやです♪ http://serebu.final-love.net/nh09 RE: 100万で足りると思うなよ ブスが!!!!! <<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<<< その直後、受信BOXにメールが… 件名 「failure delivery 」 下記のメールアドレス宛のメールが、配送できませんでした。 以下にメールサーバーからのエラーメッセージを記載いたします。 = エラーメッセージ 100万で足りると思うなよ ブスが!!!!! ………。 自分が送ったメッセージを2度みて、 ムシャクシャが倍増した。 |
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