隣の
隣のお宅が引っ越したようだ。

顔を合わせれば爽やかな挨拶をしてくれた、若い夫婦だった。
まるで昔のママレモンのCMに出てきそうな爽やかな二人。
小奇麗な容姿に きちんとした身形。
二人が並んで朝早く出勤する姿は、「きっと社内恋愛だな」なんて思わせた。

嫁はしっかり者の外弁慶。大した倹約家で、浴槽に蛇口から漏れる水を溜めていた。
時々外で煙草を吸っていると、内側から勢いよく窓を閉める音が聞こえた。

そんなお隣さん、入居初日には粗品を持って挨拶に来てくれた。
でも出て行く時は、挨拶がなかった。いつの間に!?というぐらい速やかに居なくなっちゃった。


しばらく隣は空き室だったが、先週新しい住人が越してきた。
今 隣から人の出て行く気配がしたので、玄関の覗き窓から見てみると、30代くらいの若い夫婦。まだ籍は入れてないかもしれない。
少しだけ退廃的な生活感を匂わせている男女だった。
入居の時、特に挨拶はなかった。


「今の人って引越しの挨拶をしないもんかね」 と、母が言った。

挨拶なんて、意味が重要なのではない。
そもそも挨拶なんてカタチだけの社交辞令。
隣近所の交流。 それが暮らしの中で有益だとしても
そこに価値を感じないんじゃないか。


だからあの若い夫婦が、夜逃げみたいな勢いで引っ越して行っちゃったことも、新しい隣人が挨拶をしないことも、不思議は無い。

私が垣根越しで勝手な妄想に耽っていることも。


●こんな日記にふさわしいBGMコーナー
 「隣の印度人」 戸川純
♪ 隣の印度人 何してるの?
隣の印度人 遊ぼうよ〜お
隣の印度人 サブウェイ乗って 動物園へ行こう 子供も印度人 カリーライス …

【2008/05/25 12:28】 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
「やはり」の心理
「やはり」とか「やっぱり」って、会話の中でよく使う。
私はこれが、ものすごく押し付けがましい表現だと思い、最近は特に注意して使わないようにしている。

「やっぱりそうでしょ」とか、「やっぱりこう思うんですよ」とかね。
何気なく使っているけど、ある前提が有ることを想定した上で「やっぱり」って言うわけ。
でもその前提は相手に伝わらない。「言わなくても、ね?わかってるよね?」
てなもんだ。説明しなきゃ伝わらないのに、そこを押し通す言葉が、「やはり」。

こんなことを言いつつも、念のため辞書もチェックしてみよう。

「やはり」
1 以前と、また他と比べて違いがないさま。やっぱり。
2予測したとおりになるさま。案の定。やっぱり。「彼は―来なかった」
3 さまざまに考えてみても、結局は同じ結果になるさま。つまるところ。やっぱり。
(大辞泉より)


やはりの心理って、自論は一般論なんだ!と暗に伝えることで、
自論の信憑性の無さによる不安を払拭しているんじゃないだろうか。「特別な意見ではなく、私が言いたいことはやはり…」
どうも惨めな印象を受けて成らない。

スポーツキャスターがよく使うと感じているが、自信の無さの表れなのかなと思う。
「やはり」=「皆さん知っての通り」のような使い方。
専門的な分野だからこそ、皆が把握している前提は除いて分かりやすい解釈が必要だと
思うんだけど。どうでしょう。

これについてそもそも考えさせられたのは、ちょうど10年前のこと。
バイト先の工場では、多くのスペイン人を雇っていた。彼らは本当に熱心に仕事をし、
空いた時間で日本語をマスターしようと努力していた。

親しかった日本人のバイト仲間が、ある時こんなことを言い出した。
「彼らに『やはりってどういう意味?』って質問されたんだけど、なんて答えればいいのか
わからなくて…」
スペイン人達に最も信頼されているその彼女。答えに窮してしまったことを思い返していた。

難しいなぁと思いつつ、「推測」とか「前提」という言葉を使って説明するしかなくて、
私も言葉に詰まった。推測や前提、これ自体が非常に伝わりにくいだろうから。

押し付けがましいことは、大体のところ迷惑だ。
無ければ無いで不自由しない表現なのに、存在する。





【2008/05/22 17:09】 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(3) | page top↑
あたし別に、
死刑だぞを休養しますとか、

あたし別にそんなこと言ってません。

あたし別に下痢してることが不思議とか異常とか

そんなこと思ってないし。むしろ嬉しいし。

確かに腹は減ってますけど、冷蔵庫を開けたり閉めたりしてみても

何もありませんけど。 でも別にあたし

死刑だぞを休養したりしません。

だから、これからも皆さん

応援よろしくね。

【2007/11/28 01:40】 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(3) | page top↑
ブタとメガネの関係
とあるサイトで、ブタとメガネの関係について
考えさせられたので、本日のテーマにしてみた。

だからと言って、

「ブタは大体、メガネである」

またはその逆について語りたいわけではない。

「ブタは大体、ド近眼である」

または「ド近眼だからブタなのである」などと語るつもりもない。

「ブタがメガネをかけると大体、曇っている」

または「ブタだからこそメガネが曇る」や、

「メガネが曇るのはブタがかけているから」などと

語るつもりなど、毛頭ない。

それに「ブタはメガネが顔に食い込む」

ましてや「メガネが顔に収まっている」とか

全然そんなことはないと思っている。

【2007/11/27 20:58】 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
久々に父親からの電話を受けた。
久々に父親からの電話を受けた。
内容はこうだ。

「寒いからフリース探してるんだけど、見当たらない」

私は返した。

「ユニクロにある」

今、父が居る場所を聞いて、最寄のユニクロの場所を説明した。
ここは駅ビルだから、車を停めるには不便かも… と言うと、
自転車だから大丈夫、とのことだった。

父が自転車に乗る姿を見たことはないが、
想像することはできる。それにしても、
自転車が父に対して、拒絶反応を示さないとは限らない。
ちょっと心配になる。
そんなことを思ってしまった。


その後メールがきた。父親からだ。
「フリース見つけた。あったかいよん。でも雨降ってきた(涙)」


悲しみが込み上げてくる。






【2007/11/02 20:20】 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
招かれざる客
 昨日、16時ぴったりに招かれざる客は来て、「 ね? ぴったりだったでしょ 」とこう言った。
ね? 16時ぴったりだったでしょ? という意味だったらしい。

 来ることは知っていたので、あらかじめ、彼の好物のカレーの具材やらビールなどを
買っておいた。(ついでに自分の好物のチョコレートも買った)
 招かれざる客は私が使用中のPCを早速ぶんどり、ソリティアかなんかを始めた。満足げにクリアをすると、とっとと寝てしまったので、私は再びPCを使用することができた。

 夜はカレーを提供し、ビールをついだ。招かれざる客はしきりに「 頭が痛い 」と言うので、
「 頭痛薬飲んだら? 」と聞くが、答えは知っている。「 NO 」だ。彼は医者と薬は嫌いなんだ。
 
 23時頃帰る直前まで「 頭が割れそうだ 」だなんて言うもんだから、「 頭痛薬飲んだら? 」
ともう一度言わないわけにはいかなかった。最近の彼は、ひどく人を心配させる。

 招かれざる客が帰ると、彼の体臭は徐々に消えていき、いつもの部屋に戻っていった。




【2007/08/30 07:38】 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
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